台風がくる前に備えておきたいこと!家が壊れる前にやっておきたい対処法

台風がくる前に備えておきたいこと!家が壊れる前にやっておきたい対処法

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台風は、暑い時期になると頻繁に発生しますが、最近でも大きな災害の一つとされています。

家が壊れる事でも知られていて、事前の準備がどの程度しているかで被害の度合いはかなり変わってきます。

屋根を台風で壊されると、多額の費用を掛けて修復するケースもあるだけでなく、地域によっては業者の数が少ない為に修復してもらうまで相当待つ事もあります。

台風は一軒家だけでなくマンションにも被害をもたらしますが、マンションならではの被害もあります。

駐車場が地下等にある場合は、車が浸水する事もあり、台風の前に移動する必要があります。

こざかな生徒
こざかな生徒

台風に備えて、どんな対処を行えばいいのですか?

マンションと一軒家の台風に対する対処の違いをしっかりと理解して、対策をする事も被害を最小限にする大切なポイントです。
この記事では、台風の事前の備えや一軒家とマンションの台風の対策、家が壊されない為の対処法を紹介します。

クジラ先生
クジラ先生

台風が近付く前の備えのポイント!

台風が近付く前の備えのポイント

何度もくる台風が近くなる前に出来る備えは、外の物を屋内に入れる基本的な事から浸水対策として土のうを積む作業等もあります。

どの程度の規模の台風か知る為に、台風情報を早い段階から把握しておく事も大切です。

観測史上で最大規模の台風であれば、シビアに考えて対策を考える必要もあります。

今でも断水をするケースもあるので、水をためておくのも備えのポイントです。

台風の前は静かになる事が多く油断してしまうケースも考えられますが、より慎重に準備をするのが重要です。

備えのポイントは、はじめに命を守る対策が第一であり、その次に家や車等の対応を考える事です。

自らの安全を確保する為には、場合によっては避難所に早めに避難するケースあるので、避難所の連絡先や場所などの情報を事前に確認しておくと良いです。

外の物は屋内に入れる

外の鉢等は可能な限り屋内に入れる様にすると台風の被害を最小限にする事が出来ます。

仮に屋内に入らないものは、事前に横に倒しておくと壊れる心配もいらないです。

屋内へ物を移動する時は、台風が実際に来てからでは遅いです。

台風の中で大きな物を移動すれば、怪我をする可能性があるだけでなく、大切な物を焦って壊してしまう事もあります。

台風のニュースが流れ始めたら、計画的に時間を割いて物の移動を先にやっておくのがポイントです。

どうしても運べない物については、飛ばされないように一緒にまとめて固定しておくと良いです。

まとめる事である程度の重さになり、台風の風でも飛ばされない様にする事が出来ます。

台風の風は、家の立地によっては更に強い風となるケースあるので、移動しなくても大丈夫だろうと考えずに、最悪のケースを想定して物を屋内に移動したり固定したりするのが良いです。

窓ガラスにベニヤ板やテープを張る

窓ガラスの台風の対策として、ベニヤ板を外側から釘を打って固定します。

以前からされている方法で、何か飛んできても板でガラスを守る事が可能です。

注意すべき事として、釘でベニヤを固定する事が不可能なケースもあるので事前に、釘を打てるかチェックが必要です。

他のデメリットとして、台風の風が想定よりも強い場合にベニヤ板が飛ばされて、リスクになる事もあります。

飛ばされた板はどこに飛んでいくか分からないので危ないです。

別の窓ガラスの対処の仕方は、窓が割れた場合を想定してガラスが飛散しないように、テープをガラス窓の内側から貼る手があります。

ポイントとして、内側からバツ印に貼るだけでなく、十字にもテープを貼る事でガラスの飛散を防止する効果があります。

多少面倒でも、テープを貼ることで安心感を得る事が出来ます。

対処の仕方注意点
ベニヤ板を外から打つ釘を壁に打つ事が出来ないケースもある、
風の力が強いと吹き飛ばされるリスクも想定する
ガムテープや養生テープを貼る窓ガラスの内側からバツ印に貼って更に十字に貼る

浸水対策として土のうを準備

台風の対策として、浸水を想定して土のうを玄関の外側に積む事が挙げられます。

利用する土のうは、土がパンパンに入っていると隙間で出来てしまって、浸水の対策効果が低くなるので、少し余裕をもたせて土を入れると良いです。

土のうを積む時のポイントは、ドアとサッシの隙間を埋めるように積むことが大切です。

そのためにも、土のうはパンパンでない物が使いやすいです。

より効果のある玄関における土のうの利用として、ブルーシートを先に玄関の前に敷き、その後に土のうを積むことで浸水を防ぐ可能性が高くなります。

どの程度土のうを積み上げるかは、ニュースやハザードマップ等で浸水における情報を把握して決めると良いです。

ラジオや懐中電灯を用意して停電対策

ラジオやスマートフォンなどを準備しておけば、台風の時に停電しても情報を入手する事が可能です。

台風の状況は刻々と変化する為、進路や勢力等の基本的な事は常に把握しておく事も大きなポイントです。

停電した時に必要となるのが懐中の電灯ですが、普段使用しないため電池が切れている場合があり、定期的にライトの電池のチェックは必要です。

以前はろうそくなどを利用して明かりにしていましたが、火災の原因になるので避けた方が良いです。

ライトは、災害時にすぐに分かる場所に置いておき、家族がすぐに分かるように場所を教えておく事も大切です。

台風の時に誰が家にいるか分からないので、その家に住んでいる方全員で一度台風の時の対策を話し合って、ライト、ラジオ等の場所を全員が把握していると迅速に対応出来ます。

ラジオやライト等の必需品は、同じ場所にまとめておくといざという時にすぐに取り出せる利点があります。

断水を想定して水をペットボトル等にためる

台風では、断水する事もあるのでペットボトル等に飲み水を入れておくと良いです。

注意点として一定期間保管しておく水になるので、ペットボトルをきれいに洗ってから水を入れるようにした方が良いです。

衛生面に問題のある水であれば、大切に保管しておいても利用できない時もあります。

生活で利用する水は、台風の接近に合わせて早めにお風呂の浴槽にためておくと良いでしょう。

かなりの水をためることが可能なので、しばらく浴槽の水を使って身体を洗ったりすることも可能です。

飲む用の水は、3日間位の保管期間を目安にしておくと安心です。

あまり断水が長期になる時は、給水車等の利用を検討した方が良いです。

浴槽の生活の水は、3日程度で使い切る様にすると衛生上安全です。

一軒家の台風対策の具体例

一軒家の台風対策

一戸建ての場合の台風の対策は、情報収集が大切です。
例えば浸水や土砂災害等についてのハザードマップを参考にして、台風の影響がどこまであるか想定する事も準備で大切な事です。

クジラ先生
クジラ先生
こざかな生徒
こざかな生徒

なるほどです!

ハザードマップ自宅の台風の影響を推定して対策をすれば、根拠のある対策となります。

他の対策のとして、近所の方とコミュニケーションを事前に取っておいて何か災害で問題になればお互い助け合える様にしておくと心強いです。

これは古風に聞こえますが、家が台風の影響で避難する必要が発生した時に、近所の家に一旦避難する事も可能です。

意外と忘れやすい台風の準備として、車を移動させる事があります。

車も高価な物であるので、台風が来る前に安全な場所に移動しておくと良いです。浸水する場所に置いておけば、車が廃車になる可能性があります。

一軒家ではマンションとは違う台風の対策も必要となるので、意識的に対策をしておく必要があります。

浸水や土砂災害のハザードマップを確認

知っておくべき一戸建ての台風の対策として、ハザードマップによる情報収集があります。

台風による影響がどの程度発生するのかハザードマップで把握する事は、適確な対策を取る為のポイントと言えます。

ハザードマップは、自治体が出しているハザードマップと国土の交通省が公表している重ねるハザードマップがあります。

どちらのハザードマップも重要なので、それぞれの特徴を良く理解して必要に応じて使い分ける事が大切です。

自治体が作っているハザードマップは、災害別にどの様な影響が発生するか地図に表示されています。

国が公表している重ねるハザードマップは、市町村の境界をまたいでハザードマップを表示しているので、家が境界近辺の方は利用する事で貴重な情報を入手可能です。

ハザードマップの種類
ハザードマップの種類ハザードマップの特徴
自治体が作っているハザードマップ災害の種類別にどの様な影響が出るか地図に表示
国土の交通省が出している重ねるハザードマップ市町村の境界をまたいでハザードマップを表示

近所の方との協力

台風が来た時の為に、近所の方と協力して対処出来る様にする事も大切です。

例えば、普段からコミュニケーションを取っておけば、台風の時の地域における情報を話しの中で共有する事も可能です。

地域だけの情報も沢山あるので、どこのエリアが浸水しやすいかや、住んでいる地域の避難所の情報等も近くの方から最新情報もらうこともあり得ます。

仮に一人で行動するのと比較すれば、近所の方と情報交換して台風に備える事は安全面においてかなり大切な事です。

仲の良い隣人であれば、必要に応じて待ち合わせ場所を決めておくと連絡が取れなくて避難所に避難した後でも、再会して話す事が出来るので良いです。

引越しをしてきたばかりの方は、住んでいるエリアの台風の影響を想定する事は難しいので、近くの方に台風の対策を率直に聞いてみると安心です。

瓦や屋根が飛ばされない工夫

事前に台風の対策として、瓦や屋根が飛ばされないための定期的なチェックが必要です。

瓦の確認で問題の箇所を見つけたら、早めにメンテナンスしておくと良いです。

瓦のメンテナンスは屋根に上るため、専門の業者にお願いするのが無難です。

もし屋根から落下した場合は、怪我で済まないケースもあります。

屋根を確認する時は、瓦に亀裂等が入っていないか確認するだけでなく、瓦がしっかり固定されているか、瓦が浮いていないか、金属の屋根の場合は錆びや傷等がないかチェックすると良いです。

屋根が破損すれば、雨漏りの原因になるので台風の前に確認するのが良いです。

仮に台風で屋根から雨漏りがある場合は、対応するのが困難な場合があるので注意が必要です。

屋根は普段あまり気にする事が少ない箇所なので、台風シーズンの前に点検する計画を立ててカレンダー等に記載しておくと忘れずに済みます。

庭の鉢植等は家の中に移動

庭にある鉢植は、台風の風で倒れる事で割れる事があるので屋内に移動した方が良いです。

鉢植は土が水分を多く含んでいる場合は、受け皿がないと下から水が出てくるので前もって受け皿を用意しておきましょう。

台風の多い地域では、プラスティックの鉢植もあるので検討してみると良いです。

鉢植も大きな物では一人で移動する時に、リスクがあるので注意した方が良いです。

重いプランターについて腰への負担を軽減する為には、真っすぐ上に持ち上げる様にした方が安全です。

態勢が不安定なまま大きなプランターを移動させると、途中で転んだり怪我をする事になります。

大きなプランターの移動の時は、2人でプランターを移動して1人は、受け皿を移動すると安全に運ぶ事が出来ます。

プランターは、屋内に入れると意外とスペースを取るので広いスペースを用意すると余裕をもって置く事が可能です。

車の安全を確保する

一軒家の場合の台風の対策として、車を安全な場所に移動するなどの対処が必要です。

台風の雨によって浸水するエリアに車があれば、車に水が入り使えなくなる場合があります。

車は水に強いと考える方もいますが、エンジン等に水が入ればメンテナンスでは対処できない事もあるので知っておいた方が良いです。

最悪の場合、浸水した車が廃車になることも考えに入れて、台風の前には車を移動しておく事です。

浸水のリスクのないエリアの駐車場であっても、周りに何もなくて飛んできた物が当たることで車が破損する可能性があります。

この様なエリアの車も安全な場所へ移動するのが無難です。

飛んでくる物については、大丈夫だろうと考えても、かなり遠方から飛んでくる物もあるのでリスクがあります。

車の安全の確保については、後回しになった結果台風が来てからチェックするケースがありますが、家の外に出ること自体が危険なので避けた方が良いです。

簡易ガレージを利用している時は、台風に耐える強度があるか確認するのが重要です。

スマートフォンを充電しておく

多くの方が気が付く事として、スマートフォンを充電しておくのも台風の対策の一つです。

台風の最新の情報もスマートフォンで知る事が出来て、他の方と連絡を取る時も携帯の電話でします。

モバイルのバッテリーがあれば、複数回充電する事が可能なので利便性が高いです。

台風により携帯の電話を充電出来ない期間が数日あってもモバイルバッテリーで乗り越える事が出来るので必要な物と言えます。

スマートフォンの災害用のアプリを利用すれば、台風についての最新情報の知らせが届くシステムになっているので、携帯の電話は必需品と言えます。

台風の情報で大切な事は、どれ位の災害が予想されるかと避難勧告等の発表を迅速に把握する事です。

避難の指示があれば、そのエリアの方は少しでも早く避難所等に避難する必要があります。

ラジオも必要なものですが、普段から使用しているスマートフォンは台風の前に充電しておき、情報収集して家族と連絡を取りながら自らの台風対策を実行していくのがポイントです。

マンションにおける台風の対策

マンションの台風対策

マンションは一軒家と異なることから、台風の対策も少し違います。

共通している点として、バルコニーの置物等は屋内に入れておく事が挙げられます。

マンションの部屋のスペースが限られていますが、工夫して一つずつ置物を整理して屋内に入れる工夫も必要です。

大切なマンションにおける台風の準備として、管理会社の連絡先を事前に確認しておく事です。

仮にエレベーターが止まった場合等は、避難する時に問題になるので早めに管理会社に連絡して対処してもらうのが流れです。

台風で管理会社の連絡先が分からない時に、連絡先を探している時間がない事もあり得ます。

マンションの他の住人が何とかすると考えず、自分で管理会社にエレベーター等の問題を迅速に伝える事もポイントです。

マンションは、一軒家と違って管理されているので安全と意識するのではなくて、対策を事前にしっかり立てて行動する事が大切です。

バルコニーの置物は室内へ移動

置物をバルコニーから室内へ移動する事は、マンションでの台風の対処として基本となります。

鉢植は、屋内に入れてしまうと風がまったくない環境になるためサーキュレーター等で循環させてあげると良いです。

他の注意点として夏や冬にエアコンの風が直接鉢植にあたらないように風の向きに注意を払う事が必要です。

短時間だから問題ないと考えても、意外と早くエアコンの風で植物を弱らしてしまうケースもあります。

マンションのバルコニーに置いてある、植物用のスコップ等の小物もしっかりと室内に入れておく習慣が大切です。

台風の風はマンションでさらに強く吹く事も想定されるので、スコップやクーラーボックスは簡単に飛ばされてしまうケースがあります。

仮に小物が飛んで、隣のマンションの窓を破損した場合は問題になるので、念入りにバルコニーの小物の移動はした方が良いです。

駐車場が地下の場合は別の場所へ

マンションでは、駐車場が地下にある事もあり浸水の可能性がある場合は、台風の前に移動した方が安心です。

地下の駐車場以外では機械式の駐車場があり、台風の影響で破損する可能性があるので、台風の後に車をすぐに利用する方は事前に車を移動しておくのが良いです。

マンションによっては、台風の時における車の扱いについて規則があるところもあるので、管理会社に確認しておくと把握出来ます。

普段の生活では気になりませんが、台風が来る前に時間のある時に管理会社に連絡して、駐車場以外の事もクリアにすると焦らず済みます。

車以外では、自転車を駐輪しているケースもありますが、台風の風で自転車は倒れやすいので、近くにバー等があれば固定しておくと安心です。

自転車の近くに車が駐車してある場合は、車から離れた場所に駐輪すると良いです。

管理会社等の連絡先を確認

台風が来る前に管理会社の連絡先をチェックしておくと安心です。

マンションでは大家よりも管理会社に連絡して、台風の被害等を伝える事になります。

壁にひびが入った時や、共用部が破損したケースは、管理会社に連絡するのが先決です。

家財が壊れたりや自らが台風で怪我をした時は、保険会社に連絡する事です。

どの様な事についてどこに連絡すれば良いか台風の前に把握しておけば、何かあっても冷静に対処出来ます。

保険会社に連絡する時は、契約書に連絡先が記載されているので要確認です。

保険会社によっては24時間体制の窓口がある会社もあるので、問題が起きたらすぐに連絡するのが良いです。

台風が起きた後に落ち着いて保険会社に連絡する事が困難な場合もあるので、保険の内容については前もって詳細を確認しておく事です。

保険に入っていても契約内容を把握していなければ、しっかりと台風の準備をしたとは言えないです。

夏の停電では保冷剤の用意

台風の多い夏場に意外と必要な物として、保冷材があります。

保冷材は台風が通過している間に停電して家の中で待つ必要がある場合に利用します。

ただでさえ台風で体力を使うので、保冷材で身体を冷やして冷静に台風が去るのを待つ事もポイントです。

保冷材は、ペットボトルに水を入れて凍らせた物でも良いです。

工夫次第で保冷材を安くあげる事が出来るので一度保冷材の準備について家族と話し合ってみるのもおすすめです。

保冷材は台風による屋内での熱中症の予防としても利用出来る便利な物です。

身体に熱がたまるのを防ぐために、保冷材を使うと身体を冷やすのが可能です。

複数の方と一緒に狭い空間で台風が落ち着くのを待つ必要がある時は、人の熱で余計熱くなる事も予想されるので、保冷材は大切なアイテムでしょう。

防災のサイトに登録

台風の対策として大切なのが情報収取で、主の防災の情報サイトは下記の表になっています。

これ以外にも地域ごとに出している情報サイトは沢山あるので自ら見てみるのも良いです。

防災のタウンページは、NTTが運営しているもので全国の避難所が分かるので、確実にチェックしておくと安心です。

台風と言えば川の氾濫が気になるので、川の防災情報もスマートフォンで確認すると簡単に情報が入手出来ます。

川の防災の情報では、推移や雨量だけでなく、ライブカメラも見れるので状況を把握したい方に丁度良いです。

Yahoo!防災の速報アプリは、災害情報を通知してくれるので台風の刻々と変化する状況を早くに把握する事が出来て便利です。

防災の情報サイトとアプリ

防災のサイトとアプリの名称サイトとアプリの特徴
防災のタウンページNTTが運営していて全国の避難所が分かる
川の防災情報(スマホ用)川の水位情報や雨量とライブカメラの映像が見れる
NHKニュースの防災アプリNHKの最新のニュースと災害情報が確認出来る
Yahoo!防災の速報アプリYahoo!Japanの災害情報を通知で知らせてくれる

家が壊れない為の大切な対処法

家が壊れない為の対処法
こざかな生徒
こざかな生徒

台風で心配なのが家が壊れてしまう事で、どのような対処をしたら良いか迷います…。

台風に強い家としてコンクリートで出来ている家がありますが、この様な家は少ないので倒壊も心配です。家の立地によって対処法も違ってくるので、一度自ら立地を考えて必要な対処を考えて計画してみるのも安全対策になります。

クジラ先生
クジラ先生

台風の強い風で壊れる物の一つとしてアンテナがあり、台風が接近する前の段階でゆるんでいないかチェックが必要です。

その他では雨どいが詰まっているケースでは、台風の雨水がうまく流れなくなってしまうのでチェックが必要で、場合によっては業者に相談する事になります。

万が一家が壊れてしまっても対処出来る様に火災保険に入っていると安心です。

どんなに対処をしても用意は万全と判断しても、台風は家を壊す事があります。

そのために保険に入っていれば、壊れた箇所を直す費用の面で助かります。

アンテナがゆるんでいないかチェック

風の強い台風であれば特にテレビのアンテナが壊される可能性があります。

自ら屋根に上ってチェックしたりする事はリスクがあるので、出来れば業者にお願いして錆びがないかやゆるんでないか確認してもらうと良いです。

勢力の強い台風の場合は、アンテナを一時的に意図的に倒しておく事で破損を防ぎます。

この作業も屋根の上に上がって行うことになるので業者にお願いする方が安全です。

台風の場合は、風向きが変わることも考えるとアンテナについてのメンテナンスはしっかりとするべきです。

立地によっては、風向きがある程度決まっている場所もありますが、台風の時はどちらの方向にも吹く可能性があります。

安易な判断でアンテナは問題ないと判断するよりも、業者にお願いするなどして安全で確実な対策をした方が良いです。

雨どいが詰まっていたら業者に相談

台風で雨どいが詰まっていると、雨水の経路が遮断され雨漏りの原因にもなります。

雨どいが詰まっているかどうかは、台風でない日で雨の日に、雨どいからの水の流れを見れば分かります。

明らかに雨どいからの水の出る量が少ない時は、途中で詰まっている可能性があります。

雨どいが詰まっているのを台風前に分かったら、高所作業になるケースもあるので業者に相談すると良いです。

簡単に自ら取り除けるゴミや枯れ葉等は、手袋をして手取り除くかほうきなどで掃除する事も出来ます。

自分で清掃したら最後に雨どいに水を流してみてチェックをします。

これらの作業は高所での作業になることもあるので、その場合は業者に相談する事です。

2階の雨どいの詰まりは、業者にお願いする事で安心して任せられます。

高所作業における注意事項は多くあり、慣れていない素人がやろうとすると怪我につながるので注意が必要です。

雨漏りの対策を早めに

一軒家で気になる事として、雨漏りがあり台風では対策を早めにするのがポイントです。

雨漏りは、経年劣化によるもの台風によって瓦が飛んでしまい起こるものとがあります。

経年劣化によるものは、普段から雨漏りがしていないかチェックするのが大切です。

外壁等にひびがあると雨漏りの原因になるので台風の前に確認しておくのも良いです。

他の雨漏りの点検として屋根の裏をチェックすると雨漏りしているケースがあるので注意が必要です。

台風の前にチェックして屋根や外壁に雨漏りの原因となるひび等があれば、防水テープを貼ることで応急的な処置が出来ます。

台風が来るまで時間がない時でも、すぐにテープでひび割れている箇所をテープで貼れば対策となるので、効果が期待出来ます。

家の立地に合わせて対策

家の立地によって風が強い場合と雨が強く影響する時があります。

それぞれの影響を想定して対策を取る事が台風の対策として重要です。

台風の風の影響を受けやすい家は、雨戸やシャッターを付ける事で風で飛んできたものから家を守る事が可能です。

他には窓に飛散を防止するためのフィルムを貼る事も効果があります。

次に台風の雨の影響を強く受ける家では、雨どいや排水口等の水はけを良くして家の浸水を防ぐ事が大切です。

玄関や水が入ってきやすい場所には、ゴミ袋に土をいれた物や土のうを利用して水が入るのを防ぐのも良いです。

台風の風が強い家の対策雨戸やシャッターを付ける、
窓に飛散を防止するフィルムを貼る
台風の雨の影響を受けやすい家の対策雨どいや排水口などの水はけを良くして浸水を防ぐ、
ゴミ袋に土を入れたり土のうを使って水が入る経路に置く

事前に火災保険に入って備える

台風の対策として、何かあっても大丈夫な様に火災保険に入るのも一つの方法です。

保険は契約の内容で決まる点が多く、内容によってはそれほど保険に期待出来ないケースもあります。

例えば家が床上浸水で保険が認められる事が多いですが、それでも保険がおりるにはシビアな条件があります。

火災保険の注意点は、水災の補償が付帯している事を確認しておくのもポイントです。

契約の内容についてもしっかりと把握して必要であれば保険の見直しも検討した方が良いです。

保険の証書は難しい専門的な用語が多く書かれている為、保険会社のスタッフに納得がいくまで質問して理解する事もした方が無難です。

まとめ

この記事では、台風が来る前の備え方や一軒家とマンションの台風の対策、家が壊れない為の対策を紹介してきました。

台風の備えの基本は台風の進路や勢力等の情報収集からはじまり、上陸する前に浸水、雨漏り、窓ガラスの処理等をする流れです。

実際に台風が来たら、危険を承知で安易に外に出る事は極力避ける事が大切です。その為には台風が来る前に、様々な視点で準備出来る事をしておくことです。

クジラ先生
クジラ先生
こざかな生徒
こざかな生徒

大変勉強になります!

家が壊れない様にするには、雨漏り対策として外壁のひびをチェックして必要により防水テープを貼るのも効果があります。

念入りな台風対策で家と自分の安全を確保するには、普段から台風を意識して雨どいの掃除や必要な備品の準備を時間を掛けてすることと、台風の最新情報をインターネットのサイトやアプリで収集して適確な判断で行動する事です。

この記事の監修・執筆者

未来不動産コンサルタント株式会社

代表取締役 小川 樹恵子

保有資格:不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸経営不動産管理士、FP2級、証券外務員2種、貸金取扱業務取扱主任者

【本サイト(鯨鑑定士の不動産売却・投資)のメイン監修者】2007年から2014年の間に、個人の不動産鑑定事務所ほか、住友不動産株式会社に勤務し、不動産鑑定評価実務や不動産売買の経験を積み、「不動産の鑑定評価から売却・購入までワンストップ対応!」をモットーに、2014年未来不動産コンサルタント株式会社を設立し、現在は、不動産鑑定・不動産売買のほか不動産実務等の講師なども務めている。

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