スーモは圧倒的な知名度を誇る不動産ポータルサイトです。
賃貸を探す時や物件購入時に使うサイトという印象がありますが、売りたい時も活用できる総合サイトになります。
実際、国内にある不動産情報サイトの中でも、取り扱い物件数は群を抜いています。
大手有名企業が手掛けている安心感があるのはもちろんのこと、情報量が多く機能が充実しているため、スーモ売却査定はどんな人にでもおすすめなサイトです。
初めての売却から経験者の売却まで、あらゆる売却シーンに対応できるでしょう。
今回はそんなスーモ売却査定の利用方法や、100%活用するためのコツを紹介していきます。
気になる評判に関してもまとめましたので、利用する際の参考にしてみて下さい。
目次
スーモとはどんなサイト?リクルートに関する基本情報
スーモは賃貸サイトのイメージが強いですが、不動産売却時にも活用できます。
運営元はお馴染みのリクルートです。
誰もが知っている大手の会社ですが、スーモはそんなリクルートの不動産部門であるリクルート住まいカンパニーが手掛けています。
スーモを理解するうえで、リクルートという会社の背景を踏まえておくと、より知識が深まるのではないでしょうか。
そこでまずはリクルートに関する情報に、少し触れていきます。
運営元はリクルート
運営元のリクルートは不動産会社ではないため、不動産仲介などの実務をおこなうわけではありません。
ではどのような企業なのかと言いますと、スーモのようなサイト運営や人材紹介サービスなどを手掛けている会社です。
リクルートがおこなっている事業は多岐にわたり、リクルートグループは以下3つのユニットに分かれています。
- HRテクノロジーSBU
- メディア&ソリューションSBU
- 人材派遣SBU
スーモを運営しているリクルート住まいカンパニーは、この中のメディア&ソリューションSBUに所属します。
メディア&ソリューションSBUでは、広告ビジネスや人材紹介サービスの展開がメイン事業です。
リクルート住まいカンパニーの概要は、下記の一覧表にてご確認下さい。
社名 | 株式会社リクルート住まいカンパニー |
---|---|
設立 | 2012年10月1日 |
所在地 | 東京都港区芝浦3-12-7住友不動産田町ビル 東京都中央区銀座8-4-17(登記上本社) |
代表電話番号 | 03-6835-2000 |
資本金 | 1億5000万円 |
代表取締役社長 | 淺野健 |
リクルートが運営しているスーモ以外のサイトは?
リクルートは誰もが知る巨大企業です。
手広く事業展開していますので、スーモ以外にもさまざまなサイト運営をおこなっています。
例えば以下です。
- indeed
- ホットペッパーグルメ
- ホットペッパーBeauty
- ゼクシィ
- じゃらん
- カーセンサー
- タウンワーク
- リクナビ
日本に住んでいる人が一度は何らかの形でお世話になっているサイトが、ずらりと揃っています。
どれも知名度抜群のサイトでしょう。
人材分野から飲食関連、他にもブライダルや旅行分野まで事業展開の規模が非常に大きいです。
スーモはそんなリクルートにおける住宅分野に該当するわけですが、2017年の時点で住宅分野の売上高は995億円ほどあり、リクルートグループ全体の売り上げにおける5.4%に該当します。
不動産会社からの広告収入によってスーモは成り立っている
前述のようにリクルート住まいカンパニーは不動産会社ではないため、不動産業務は一切おこないません。
ではどのようにして収益を上げているのかと言いますと、不動産会社からの広告収入です。
リクルート住まいカンパニーが手掛けるスーモは、知名度抜群の不動産ポータルサイトです。
このサイトに物件情報を掲載できれば、多くの一般消費者の目に留まります。
つまり販促に繋がるわけです。
不動産会社は広告を載せるにあたり、掲載料をリクルート側に支払っています。
この掲載料こそが、主な収入源です。
不動産会社がリクルートに支払う掲載料って、どのくらいの金額なんですか?
プランによります。数万円から数十万円と言われていますが、目立つ位置に広告を掲載するほど金額は高くなるようです
マスコットキャラのスーモくんについて
スーモを語るうえで欠かせないのが、マスコットキャラのスーモくんです。
誰もが一度は見たことのある、超有名キャラクターではないでしょうか。
全身緑色の不思議な出で立ちをしていますが、マリモをイメージして作られたデザインとなっています。
スーモくんにはきちんと細かなストーリーが用意されています。
元々はスーモ星の住人でしたが、地球に引っ越しをすることになりマンション暮らしをしているというエピソードです。
その他スーモくんに関する情報を、以下に記載します。
- 年齢は10030歳(人間でいう30歳に該当する)
- シャイでまじめ
- 片思い相手はスモミで、友人はドンスーモ
- 兄がいる
- 日本語が喋れる
スーモの売却査定の特徴は?サイトの利用方法や注意点
スーモを運営しているリクルートについての予備知識を得たところで、ここからはスーモの売却査定サイトについての情報を見ていきましょう。
サイトに関する詳細情報は、一覧表のとおりです。
サイト名 | SUUMO売却査定 |
---|---|
運営会社 | 株式会社リクルート住まいカンパニー |
対応地域 | 全国 |
査定費用 | 無料 |
運営開始年 | 2009年 |
提携不動産会社数 | 約2000社 |
スーモは不動産ポータルサイトの中でも圧倒的な知名度を誇り、利用者数も非常に多いです。
単に不動産情報が掲載されているだけではなく、スーモ売却のサイトを用いて出来ることは多岐に渡ります。
情報量も多く多機能なサイトのため、まずはどんなことが出来るのか見ていきましょう。
またスーモ売却査定を賢く利用するには知っておきたい知識もいくつかあります。
注意点なども踏まえて、利用のコツについても紹介します。
スーモの売却査定でできること
スーモ売却査定は不動産ポータルサイトですから、その他のポータルサイトと同様に不動産会社への一括査定がおこなえます。
一度に複数社への依頼ができるため、個別に問い合わせをする手間を省ける便利な機能です。
またスーモならではの機能もいくつか用意されており、他のサイトと差別化を図っています。
以下4点に関しては、スーモ売却の特色が強く表れているポイントではないでしょうか。
- 郵便番号及び所在地から不動産会社の絞り込みができる
- お役立ちコンテンツの閲覧
- 相場情報の把握
- 購入希望者探し
それぞれ項目ごとに深堀して見ていきましょう。
郵便番号及び所在地から不動産会社の絞り込み
スーモの売却査定では、郵便番号もしくは所在地を入力すると、依頼できる不動産会社が表示されます。
基本情報を入力すると不動産会社が分かるという点は他のサイトと同様なのですが、スーモの場合は郵便番号か所在地の入力だけでよいところが特徴です。
通常は住所を入力する他に、物件に関するさまざまな詳細情報を入力しなければいけません。
例えば以下のような内容です。
- 築年数
- 間取り
- 敷地面積
- 専有面積
- 現在居住中かどうか
- 依頼者のメールアドレス
- 依頼者の電話番号
- 依頼者の名前
このように物件に関する詳細情報を記載しないといけないのはもちろんですが、依頼主の個人情報を入力する項目も設けられています。
そのため、まだ具体的に売却するかどうか検討中の段階では、入力するのに抵抗を感じることが少なくありません。
本気で売却を検討している場合でも、せっかく沢山の項目を入力したにも関わらず、不動産会社が1件しか表示されないといったケースも珍しくないです。
特に元から不動産会社の少ない地方ですと、そのようなことが起こりやすいです。
スーモの売却査定では、最初にエリアを指定するだけで、対応できる不動産会社を絞り込んでくれます。
検討中の段階から本気で売却活動をスタートさせたい人まで、万人が使いやすい仕様でしょう。
お役立ちコンテンツの閲覧
スーモ売却査定には、たとえば以下のお役立ちコンテンツが用意されています。
- 不動産売却のダンドリ・流れを知ろう
- 売却依頼をする会社の選び方
- 売却活動のコツを知ろう
- 売買契約の流れと注意点
- 不動産売却にかかる税金
- 買いかえのポイント
このように不動産売却前から、売却が完了して確定申告の場面までカバーできるような内容となっています。
売却における知識がない人でも、こちらのコンテンツを閲覧すれば一通りの知識を得られます。
お役立ちコンテンツ自体は、他の不動産ポータルサイトでも用意されていますが、スーモ売却査定のコンテンツは質が高いです。
不動産売却について分からないことがあり調べた際に、上位表示されるページが沢山あります。
つまり疑問点がある際など、あえて他のサイトを調べなくてもカバーできるくらい、内容が優れていると言ってよいでしょう。
不動産会社ではなく、元々さまざまなジャンルのサイトを運営している会社ですので、サイトの作りが非常に優れています
コンテンツが見やすいんですね
初めての不動産売却ですと、疑問が生じるシーンは多々あります。そんな時に充実したコンテンツの閲覧ができれば、問題解消しやすくなるでしょう
相場情報の把握
相場情報をきちんと把握できるかどうかで、不動産売却が成功するか否か変わってきます。
不動産は決まった値段で売らなければならないという法律はありません。
自由に価格設定可能ですから、買う方と売る方の需要と供給バランスで成り立ちます。
そのため売却を成功させえるためには、市況動向をきちんと見極められるかという点が大きいです。
もちろん実際に売却する上で、不動産会社も売却金額のアドバイスをくれますが、自分でもある程度相場を知っておくことは必須でしょう。
スーモ売却査定では、簡単な情報入力でおおよその売却相場を算出してもらえます。
他のサイトでは詳細情報を入力しないと相場情報を得られませんが、スーモ売却査定ですと最寄り駅名や物件の広さなど、簡単な情報だけで調べられる仕様になっています。
自分の物件がいくら程度で売れるのか、気軽に知りたい人でも使いやすいのが特徴でしょう。
購入希望者探し
スーモの売却査定では、エリアにおいてどのような購入希望者がいるのか調べることができます。
個人情報が分からない形で買主の情報を掲載しており、たとえば希望エリアや予算などを知ることが可能です。
これによって、自分が売却しようとしているエリアに、どのくらいの購入希望者数が存在するのか分かるでしょう。
売却における難易度を、何となく肌で感じられるわけです。
また購入希望者の条件を見ることで、どのくらいの価格設定なら買い手が付くか、おおよその検討を付けやすくなります。
参考にすることで、的外れな価格設定をしてしまうことを防げるため、相場に見合った価格付けに役立つでしょう。
もし気になる購入希望者がいた場合には、直接不動産会社に問い合わせることも可能です。
双方の話がスムーズにまとまれば、そのまま売却に繋がるため、目を通しておく価値はあるでしょう。
スーモ売却査定の秀逸なところ
ここまでスーモ売却査定における、基本的な機能について見てきました。
業界最大手とも言えるポータルサイトですから、機能面において他社と明確な差別化を図れている部分が多いです。
他のサイトと同様の機能であっても、スーモ売却査定の機能はよりユーザー目線で作られている印象です。
そこでここからは、スーモ売却査定の中でも特に秀逸な点を紹介します。
スーモ売却査定ならではの特徴を理解することで、売却査定サイトの機能を余すことなく活用できるでしょう。
細かい絞り込み機能
スーモ売却査定の中でも特筆しているのが、不動産会社の絞り込み機能です。
絞り込み機能自体は別に珍しいことでもないのですが、かなり細かく絞り込める点が優れています。
どのように検索できるのかと言いますと、一例ですが以下の条件から選ぶことが可能です。
- 開店10年以上
- 相続の相談可
- 任意売却
- 賃貸サポート可
- 買い取り制度あり
- インスペクション相談可
- ハウスクリーニング
このように、不動産売却時にこだわりたい要素に着目して選ぶことが可能です。
自分の状況に合った不動産会社を選びやすいため、絞り込み機能を使いこなすことができれば不動産会社選びがしやすくなります。
細かな要望に合う不動産会社を自分で見つけ出すのは難しいものです。
無作為に片っ端から条件に合う不動産会社を探しだすのは手間がかかるため、無駄な労力をかけずに依頼先を見つけやすいのが魅力です。
スーモ売却査定の絞り込み機能は、かなり具体的な要望に合わせて使えます。
よって希望に近い不動産会社を見つけるのに役立つでしょう。
査定依頼できる不動産会社数が多い
スーモ売却査定の強みは、紹介してもらえる不動産会社数が圧倒的に多い点です。
他のサイトだと数社しかヒットしないエリアでも、スーモで検索すると数十社紹介してもらえるといったケースも珍しくありません。
理由として、スーモという媒体の知名度は消費者にとって言うまでもなく抜群です。
スーモに掲載してもらった時の広告宣伝効果はかなり大きいため、幅広い不動産会社が提携しています。
圧倒的な数の不動産会社とのパイプがあるため、スーモを利用するだけでさまざまな不動産会社を知ることが可能です。
売却するにあたって、不動産会社の選択肢が増えるのは大きなメリットです。
自分の物件をより高値で売却できる不動産会社を見つけられれば、売却益が膨らむでしょう。
また複数の不動産会社と一般媒介契約を結び仲介してもらえば、価格競争が生じるため、自然と売却価格を吊り上げやすいです。
売却活動のパートナーとも言える不動産会社探しは、売却成功を左右する鍵でもあります。
その選択肢を増やせるのは、スーモならではの強みでしょう。
不動産会社の実績を確認できる
スーモの売却査定では、エリアを指定すると、そのエリアにおける各不動産会社の実績が表示されます。
よって売却実績が豊富な会社はどこであるのか、一目で分かりやすいです。
不動産会社には縄張りがあり、精通しているエリアというものがあります。
エリア内において強い不動産会社もあれば、他所のエリアを得意としている不動産会社も存在するのです。
この実績確認機能を用いれば、売却希望のエリアに強い不動産会社はどこなのか根拠に基づいて選ぶことができます。
また、実績確認ではどのような物件を売却したのか詳細も表示できる点が秀逸です。
過去に自分の物件と似たタイプを豊富に売却した経験があれば、安心して任せられるでしょう。
スーモ経由での売却ならスーモに広告掲載できる
スーモから不動産会社に依頼して売却すると、スーモに物件情報の掲載が可能です。
中古物件探しにおいて、スーモは多くの人が利用する媒体です。
人目につく機会が多いため、スーモに物件情報を載せて貰らえると、広告宣伝効果は大きいでしょう。
また、スーモなら上位検索してもらいやすいのもメリットになります。
どういったことかと言いますと、地名+中古マンションとか地名+中古戸建てと検索した際に、スーモが1位表示されることが多いです。
当然全てのエリアではありませんが、都心部とかでは特にスーモが1位の傾向にあります。
中古物件購入希望者は、上述のキーワードでまず検索をかけてみる可能性が高いです。
キーワード検索をおこない、1位で表示されたサイトをクリックする確率は、2位表示のサイトと比べると大きな差があります。
つまり1位表示のスーモに物件を載せれば、多数の人に物件の存在を知ってもらいやすくなるわけです。
メールで査定依頼できる
多くの不動産ポータルサイトでは、不動産会社に一括査定を依頼する際に電話番号入力を求められます。
査定結果を電話で教えてくれるだけなら問題ないのですが、不動産会社によってはその後しつこく営業電話をかけてくるところもあります。
また、複数社に依頼した際には、何社とも電話でやりとりを交わさないといけなくなるため正直大変です。
スーモの売却査定では、最初から電話番号記載欄がありません。
査定結果についてメールのみでやり取りを出来るようになっています。
面倒な営業電話に付き合わなくて済むため、非常にユーザー目線な仕様です。
逆に電話でのやり取りを希望する際には、不動産会社にメッセージを送れる項目も用意されているため、そこに一言希望を書いておくとよいでしょう。
スーモ売却利用のコツは?
他の不動産ポータルサイトと比較しても、独自色が強いのがスーモ売却査定です。
超大手企業であるリクルートが手掛けているだけあり、多機能なのがスーモの良さでしょう。
ただし多機能ゆえに、使いこなすには少々ポイントがあります。
ここからはスーモを活用するために知っておきたい、利用のコツについてご紹介していきます。
スーモ売却査定の機能をよく理解し、売却時に役立てましょう。
絞り込みは500万円単位を意識する
スーモで中古物件探しをすると、膨大な数の物件が表示されます。
そこでユーザーとしては、まず絞り込みをおこなうことになるでしょう。
絞り込みできる条件は多々ありますが、まず一番最初に価格帯で絞る可能性が高いです。
スーモの不動産売却では、下限と上限を設定できるため、希望する価格帯を入力します。
この時入力できる金額は、500万円刻みで表示されるのがポイントです。
500万円刻みであることを意識しておかないと、自分の物件が載った時に、絞り込みで不利になりやすいです。
例えば3020万円で売却価格を設定すると、3000万円未満で表示されません。
一方2990万円なら3000万円未満で表示されます。
たった30万円しか違わないのに、絞り込み機能で落とされると、目に留まる機会が減ってしまいます。
3020万円であれば予算3000万円の人でも購入してくれる可能性は十分にありますが、そのような人にアピールすらできないのはもったいないです。
500万円刻みでどこの区分に表示されるかというのを、認識したうえで売却価格を設定するのがポイントの一つです。
支店違いが出てきた時はしっかり比較する
スーモで査定依頼する不動産会社探しをしていると、同じ会社の別支店が出てくることがあります。
要は支店違いが表示されるわけです。
そのような時、同じ会社だからとよく吟味せず決めてしまいがちですが、それは止めましょう。
同じ会社でも支店が違えば、実績などが変わるためより有利な方を選ぶ必要があるからです。
実際、スーモ売却査定では不動産会社の実績が表示されますが、よく見てみると同じ会社でも支店によって実績が異なっているのが分かります。
エリアによってどちらの支店が適しているのか変わってきますので、選び方に気を付けた方がよいです。
スーモで物件探しをしていると、同じ物件が何度も表示されることがあります
物件は同じものですが、取り扱っている不動産会社が違うんですね
どこの不動産会社に依頼するか、よく考えた方がよいということですね?
そのとおりです
スーモ売却査定利用時の注意点
スーモ売却査定は、マルチに活用できるサイトではありますが、万全なサイトではありません。
これに関しては、どの不動産ポータルサイトにも言えることです。
それぞれのサイトに、少なからず弱みというものがあります。
よって不動産ポータルサイトを用いる時は、弱みを理解して使うことがポイントです。
スーモ売却査定を利用する際に、どんな点に気を付けたらよいのかを解説していきます。
エリアによってはスーモ1強ではない
スーモは全国対応のため、国内各地の不動産情報をカバーできます。
不動産ポータルサイトの中でも不動の地位を築いているサイトですから、全国各地の不動産会社が広告宣伝媒体としてスーモを利用しているのは間違いないです。
ただし、そんなスーモでもエリアや物件タイプによる得手不得手があります。
スーモは都心部のマンション情報には非常に強いですが、地方の戸建て情報はやや弱いです。
もちろんこれはあくまでも傾向のため、エリア次第では田舎でもスーモが強いケースももちろんあります。
たとえば地名+中古マンションとか地名+中古戸建てでネット検索をおこない、1位表示されればそのエリアではスーモが強いと考えられます。
一方もし検索結果で2位や3位表示であれば、他のポータルサイトの方が、当該エリアの情報を握っている可能性があるでしょう。
よってその際には、他のポータルサイトも一緒に活用するのがおすすめです。
情報量が多いから埋もれてしまいやすい
スーモの魅力は圧倒的な情報量の多さですが、これが場合によってはデメリットとなります。
売りに出した際に自分の物件を掲載してもらえますが、数が多い分、他の物件に埋もれてしまいやすいです。
よって、多くの人の目に留まるような工夫をして売りに出すことが大切になってきます。
ここでもやはり意識したいのが、スーモ独自の絞り込み機能です。
スーモでは物件探しをする際に、細かな絞り込み条件によって物件を選定することが可能です。
珍しい項目にチェックを入れると、検索数がグッと少なくなることがあります。たとえば最初のエリア指定の段階では300件表示されたのが、絞り込みによって10件程度まで減るといった具合です。
そのため、絞り込み表示に該当するように上手く売り出すことができれば、表示されるライバルが一気に少なくなり有利です。
スーモ売却査定の評判は?口コミをご紹介
不動産ポータルサイトの良し悪しを客観的に判断するために知っておきたいのが評判です。
そのために活用できるのが口コミで、実際に使った人が書いた生の意見は信憑性が高いです。
また利用者の声は、利用しなければ気づけない貴重な情報も掲載されていることがあるため、読む価値は大きいでしょう。
スーモは有名なサイトですから、数多くの口コミ情報があります。
良い意見と悪い意見の両方を参考にしたうえで、スーモ売却査定を利用すべきか否か考えていきましょう。
良い口コミ
近所の不動産会社に査定してもらったところ納得できる金額ではなかったため、試しにスーモで売却依頼してみました。
結果として250万円以上査定額が上がり、そこまで違いが出ると思ってはなかったので正直びっくりしました。
そのままその不動産会社に売却をお願いしましたが、スーモを使わなければ出会うことのできない会社だったため、感謝しています。(50代女性)
仕事が忙しいため、スマホからでも申し込みできるスーモはとても便利です。
電車に乗車中の隙間時間に売却活動を進められたので、よかったです。
地域密着型で信憑性の高い査定結果を知れるのが、スーモならではだと思います(20代男性)
実際に売却してみましたが、こちらの立場になって考え、親身に話を聞いてくれる不動産会社でした。
知識や経験が豊富な担当者さんだったため、提案力もすごく選択の幅を広げられました。(40代男性)
物件探しのイメージが強いスーモですが、売却もできるとのことだったため使ってみました。
不動産会社数が多すぎてどこを選べばよいか迷ったのですが、売却実績が載っていたため、参考にして選びました。
実績が豊富なだけあって、担当者の対応がすごくよかったです。
売却における知識も豊富な人だったため、初めての売却でも安心してお任せすることができました。(30代男性)
スーモと他サイトで一括査定をおこなってもらったところ、スーモの方が結果は良かったため、こちらにしました。
サポート体制が充実しており、短期間で売却できたためよかったです(50代女性)
悪い口コミ
非常に便利なサービスですが、結局どこの不動産会社を選んだらよいか分かりにくいです。
会社の評判が分からないので、選びにくいと感じました。
後は同じ会社の別支店が沢山表示されてしまう点も気になります。
ただでさえ不動産売却時は慎重になるため、もう少しユーザーにとって分かりやすいように情報提供してほしいです。(40代男性)
他サイトと比較して、審査が厳しいせいか提携不動産会社数が少ない気がしました。
田舎の場合は選択肢がなくなってしまうため、残念です。(30代男性)
口コミから分かること
口コミ情報から、利用したユーザーはスーモのサービスに概ね満足している様子が伺えます。
特に担当者の対応力や提案力を評価している声が多いため、質の良い不動産会社と提携している証でもあるでしょう。
また実際の売却額が高くなったという意見もあるため、営業力のある不動産会社が揃っているのもスーモの強みではないでしょうか。
提携している不動産会社を厳選しているせいか、地方では選択肢が少なくなってしまうみたいですね
そこがスーモの弱みとも言えます。元々、田舎の場合はどうしても選択肢が限られます。よって地方で売却するのであれば、他サイトも併用するのが良いでしょう
まとめ
スーモ売却査定は、他のポータルサイトと比べても提携している不動産会社数が多いところが魅力です。
当該エリアにおいてどのような不動産会社があるのか調べた際に、たくさんの結果を表示してくれるため、ユーザーとしては選択肢を広く持てます。
ただ単に不動産会社数が多いだけではなく、その不動産会社を絞り込むための機能も優れているのがスーモならではです。
絞り込みの項目がユーザー視点で考えられているため、本当に自分の希望に合う不動産会社を探し出しやすいです。
また、不動産会社の売却実績も同時に表示してくれるのも、スーモ売却査定の良さです。
売却実績を確認すれば、良質な不動産会社かどうか判断するのに役立てられます。
コンテンツの充実具合も群を抜いているため、売却時に知っておくべき情報を収集しやすいのも特徴です。
このように大手の不動産ポータルサイトなだけあり、総合力に優れたサイトであるのは言うまでもありません。
スーモ売却査定を上手に活用し、売却活動成功に繋げましょう。